2012年4月26日木曜日

Rage Against The Machineはパンクと言ってもいいですよね?

Rage Against The Machineはパンクと言ってもいいですよね?

個人的に最近のポップパンクよりよほどパンクロックをやっていると思うのですが。どう思いますか?



パンクじゃないという人は、オルタナだとか、ハードロックだとか、メタルだとか色々意見があると思いますが、皆様の考えをお聞かせ下さい。







パンクが政治的である必要性はないと思います。

彼らのやろうとしてることは音楽を通じて政治改革を行うため

アンダーグラウンドではなくオーバーグラウンドで戦うことだと思います。

アンダーグラウンドで行われてるレベル・ミュージックは

メディアへの露出を拒絶することで、純度の高い政治性を主張してます。

一方、レイジはメディアへの露出を許容することで

大企業と通じ、間接的に軍事産業等に加担してる点に鑑み

アンダーグラウンドより純度の低い政治的主張になってます。

しかし、私が思うのは、政治性の純度の高さより戦略的妥当性を重んずるべきではということです。

実際、アンダーグラウンドミュージックが世界を変えたことは一度もありませんし

絶対に不可能だと思います。

そして、現状のアンダーグラウンドは音楽サークルの延長線上にあるものです。

戦略的妥当性という視点からすれば、レイジはアンダーグラウンドのレベルミュージックより

優れたことをやってます。それは間違いありません。

そういう意味で、パンクといってもいいのではないかとも思います。



音楽的なジャンルで言えばミクスチャーだと思いますね。

ただ、ザックはラップが下手だと私は思います。








僕はパンクとは思わないですね。よくパンクのアティチュードと言うけどそんなもん昔からあったと思います。ロックにもあっただろうしブルースにもあっただろうしジャズにもあったかもしれない。もしくは古代ギリシャ帝国の奴隷たちも反骨的で革新的な歌を唄ってたかもしれないですよ。

逆に反骨的でも革新的でも政治的でもないパンクミュージシャンもいます。

そこは純粋に音楽からしてミクスチャーでいいんじゃないですか。もしくはミクスチャーは日本だけしか通じないのでラップロック、ラップメタルかな。







アティテュードはパンクで良いかな

媒体はへヴィロックで

メッセージはヒップ・ホップ(ラジカルな点で)



あんまり○○みたいなジャンルで考えたことはありませんが

便宜的にミクスチャロックとかラップメタルとか通じやすい用語を使います

ラップメタルは他人が使うならその場では併せとくみたいな感じ。



自分的に言うなら、パンクのアティテュードを持ったバンドがへヴィロックに独自のファンクネス加えた演奏に乗せて

強引なラップでメッセージを発してる





です・・・、系なくても良いけど。。



ハイブリッドなミクスチャーじゃなくて、出来る限り攻撃的な音楽やろうと思ったらこんななっちった!?

偶然と計算含めて。。

だから、しいて言うならソウルがこもってたらソウルミュージックみたいなのと同じ感覚で、へヴィだからへヴィロックみたいな解釈。



そんな感じで適切なジャンル名を当てはめようとは特に思わないですね。



※とは言ったものの実はラップメタルって言い方は好きじゃないんです。RATMがただの折衷バンドとは思えないしラップメタルってミクスチャーの形骸化を示す言葉でしかないと思うんです。







僕的にはパンクロックってやつですね。パンク的な思考を持ったロックってことで。音的には、ラップロックって感じですが。ニルバーナとかマニックストリートプリーチャーズ(特に初期~ホーリーバイブルあたりまで)と同じ系統だと思います。ちなみに、パールジャムはハードロック寄り、ウィーザーはパワーポップ寄りのオルタナっていう風にぼくは解釈しております。







レイジの音楽が訴えていることはパンク的ですよね。社会的、反政府的なところが。



ただ、音楽性はラップとメタルを融合させたいわゆるオルタナ、ニューメタルに属するのではないかと思います。

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